横浜美術館 第一期ライトアップ
横浜美術館は、重厚感ある180mもの石造りの外壁と、
シンメトリーで美しい佇まいが特徴的な建物です。
建築は、日本人初のプリッカー賞を受賞した建築家、丹下健三氏の設計で、館内には、セザンヌ、ピカソ、横浜にゆかりの深い作家など、19世紀後半から現代にかけての作品を約10,000点が所蔵されています。
今回の第一期ライトアップ計画は、2023年完成予定の大改修計画に向けた1st-stepプランで、
敢えて未完成感を残しながら2023年のコンプリートを目指す照明計画となりました。
通常時はウォームホワイト( 電球色相当 )系でフルオート点灯。
特別日はアウェアネスカラー(社会運動のシンボルカラー)や、展示テーマ、季節に合わせて
好みのシーンをワンタッチ再生できるハイブリッド制御システムで、
フレキシブル且つ印象的な景観を創りあげています。
また、横浜市が推進している創造都市(クリエイティブ・シティ)事業の一環として開催された
『NIGHT SYNC YOKOHAMA』や『ヨルノヨ』などのイベント時は、
横浜の街中のあかりがIoT照明制御システムによってリンク演出を行う、
光と音の特別イベント会場にもなっています。
横浜ランドマークの一つとして、地域活性化とグローバリゼーションに貢献する
第一歩を踏み出すプロジェクトとなりました。
【第一期ライトアッププロジェクトチーム】
・全体デザイン監修:株式会社オンデザインパートナーズ
・照明デザイン監修:株式会社岡安泉照明設計事務所
・演出照明設計&プログラム:lumenjapan
・電気工事:栄新テクノ株式会社
※2023年大規模改修工事完了迄ライトアップも含め現在は休館中
・LumenbeamLarge RGBW 20°×26
・LumenfacadeNano 1ft RGBW 120°x8
・LumenfacadeNano 3ft RGBW 120°x32